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世界中で使われているオープンソースEコマースアプリケーション「osCommerce」

   osCommerce 採用した理由

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ケイズガレージでの「osCommerce」利用の経緯

 諸般の事情により、私Kが一時的にそれまでの仕事から離れることになり、それを機会に以前からやりたかったネット・ショップ「クルマ・バイクの専門古書と趣味の店 ケイズガレージ」の開店をすることになりました。
サイト構築に際して、最初は市販で1万円程度のネット・ショップ作成ソフトを使うか、レンタル・サーバ会社のサービスでついてくるカゴ・レジ機能を使おうかと考えていたのですが、クルマ・バイクに限定するとはいっても、ヘタをすると万単位の商品種類になることが予想される、薄利多売の古本屋さんなので、商品管理やサイトの更新の手間を考えると、できればWebデータベース・システムにしたい、と悩んでおりました。そこへ、懇意にしている方から「osCommerce」の存在を教えてもらい、これは使える、ということで採用することにしたのです。

 採用理由としては

(1)実際のショップの実務運用は、いずれ自分だけではできなくなるので、ブラウザとメーラーとワープロとデジカメ編集ソフトはなんとか使える程度の担当者(当面は正規の事業主、業務拡大の場合はアルバイトの増員)で仕事を回せる必要があった。

(2)商品が多品種少ロットかつ商品単価が低いので、売りきれ処理や商品分類の変更、画像も含めた商品情報の追加が容易で低コストである必要があり、いちいちHTMLを書き換えることは避けたかった。

(3)複数台パソコンと作業担当、複数場所からのメンテナンスが可能であること。

というようなことがポイントでしたが、何より、「オープンソース・ソフトウェアによるWebデータベース・システム」ということが決定的でした。

  しかし、過去の経験から、それが便利なことは百も承知、けれども、もし、こういったものを採用するのであれば、通常、専門のソフトハウスにオーダーして、ウン百万円かかる、というのが普通です。自分もそういう商売をしてきた訳ですから、一番高くつくのが、プロの人件費、ということは身にしみて理解しています。

 これは、クルマのチューニングや修理と同じで、時間工賃、または人月単価で費用が発生して、プロにいろいろやってもらうと、あっという間に百万円オーバーの話になっちゃう訳です。

 それと、これが重要な点ですが、オーダーメイドのソフトウェアの欠点として、不具合つぶしに時間とカネがかかる、ということです。実際、コンピュータ・ソフトウェア受託開発費用のかなりの部分は、アプリケーションの設計とテスト作業という、プログラミング作業以外の要素で占められています。これまた、F1か何かのレーシングカーを想像していただければ、わかりやすいでしょう。その点、オープンソースとして、すでに十分実地テストされている「osCommerce」であれば、そのようなコストが不要になる訳です。ちょうどダラータや童夢がF3マシンをF1マシンの何百分の1の値段で、レーシングチームに売っているのと同じです。

  ただし、ヘタにカスタマイズしすぎると、オープンソース・ソフトウェアといえども、オーダーメイドと同じように、設計・テストに手間がかかってしまいますので、ご注意を。もちろん、ちゃんとしたお金と手間をかければモノが良くなるのも、クルマと一緒ですけど。


「osCommerce」を使う上での当サイトでの方針

 最初に、「osCommerce」のデモプログラムを動かしてみて、わかったことは、プログラムの動作にかかわるところと、表示される文章や画像とが、わりとはっきり分離されている、ということでした。このへんは、多言語対応が前提として設計されていることが理由と考えられます。
 ということは、つまり、プログラムの動作を変更するのではなく、表示される日本語と画像を変更することは、やり方さえ間違えなければ、HTMLをちょっとだけ知っているレベルのコンピュータ・プログラミングのシロウトにも可能なのです。
 その上、税金や送料、支払い方法、表示する商品数やカテゴリ設定、果ては、お客様のアカウント登録時の入力項目にいたるまで、メニュー画面から変更可能なことがわかり、ほとんど日本語の言い回しを変えるだけで、大抵のビジネス・スタイルには適応できることがわかりました。

 そこで、ケイズガレージでは、コンピュータは知っているがソースは書けないWebマスターにより、PHPソースの中に組み込まれている「日本語」の部分だけを変更して対応する。それ以外は、原則として、メニューにある設定オプションと、データベースの基本的仕組みを利用したデータ入力手法で乗り切る、という、もっとも安くあがる方法を選択したのです。

  そうすれば、コストのかかる設計もいらないし、変更後のテストも、変えた日本語部分がちゃんと表示されるかどうかを見るだけですむはずです。まあ、いざとなれば、セットアップをお願いした「ハヤシ アイ・ティ・サポート」にお金を払って泣きつこう、と考え、ショップ・サイトを作り始めたのでした。

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