内田盾男「ラ・ミア・マッキナ 僕が知っているイタリアの素敵な自動
商品コード: 4544043204
「出版社」二玄社 ナビ・ブックス
「著者」カーデザイナー内田盾男
「刊行」 1995/11月 A5判236頁 定価 1442円
NAVIに1994/1-1995/7の間連載された「イタリア交遊録」に加筆・訂正された本です。
目次
イタリアを忘れると、いいクルマは絶対につくれません。
―カロッツェリアを生んだトリノという街
自動車に魂を吹き込むには、こだわりのあるキャラクターが必要です。
―カルロ・アバルトという人物
悩めるひとよ、自分だけのクルマを作りなさい。
―クルマに憑かれた人びと
にせ者が称賛されるのは、今の自動車に魅力がないからです。
―レプリカについて言いたいこと
イタリアではF1は紳士の教養のひとつなんです。
―文化としてのモーター・スポーツ
今、自動車ショーがつまらないのは、自動車が変わりつつあるからです。
―「今」を映しだすデザインとは
ビーチ・カーとステーション・ワゴンこそ、イタリアらしいクルマなのです。
―イタリア式バカンスの過ごしかた
本当の自動車人に会ったことがありますか?
―ジョヴァンニ・アニエッリのこと
僕がこの世で一番好きなクルマについて、お話ししましょう。
―イタリア人とアルファロメオ
僕ですら魅せられている自動車づくりの仕事があります。
―クルマの形を手で作りだすモデラー
ボディカラーの性能が求められる時代じゃないでしょうか。
−塗装屋の仕事
このクルマを運転できなければ男じゃありません
−フェラーリの強いメッセージ
イタリアのクルマの歴史は農民の心が作ったのです
−自動車とパスタの町
このエレガントさがわかれば、紳士の品格があります。
−動の美を持つランチア
生活エンスーのイタリア人にとって、クルマは最大の自己表現なんです。
−イタリア人のクルマ選び
最後はやっぱり、僕を育てた天才自動車デザイナーのお話です。
−ジョバンニ・ミケロッティの思い出